23日のNY市場では、この日発表された米経済指標や、米株価指数の動向を
手掛かりに振幅はあったものの、方向感は限られた。FOMC声明が発表された 翌日からは、月末・四半期末ということもあり、調整主体で動意の乏しい展開と なっている。米中古住宅販売件数は413万件となり、市場予想の410万件とほぼ 一致した。米景気先行指数は前月比0.3%上昇し、市場予想の同0.1%上昇を上回 った。 ただ、米新規失業保険申請件数が増加したことで、連邦準備制度理事会(FRB)が 追加量的緩和に踏み切る可能性がさらに高まったともいえる。 ドル円は84.24-50水準で小動き。米経済指標の発表後に一時的に水準を切り上げ る 場面もあったが、その後は模様眺めムードだった。クロス円では、ユーロ円が 1112.15-72付近、ポンド円が132.04-77付近でもみ合い。終盤にかけて米株価指数 が 軟化したことで円高に振れたが、下値は限られた。ユーロドルは1.3303-80水準で もみ合い。ポンドドルはユーロ安・ポンド高の動きにサポートされ、1.5660辺り から 1.5741辺りまで上昇したものの、終盤にかけては1.56台後半へと押し戻された。 PR 22日のNY市場では、前日のFOMC声明発表後のドル安基調が一服。
弱いカナダ小売売上高を背景としたカナダ売りが入ったほか、 カナダを含め資源国通貨全体に対してユーロの買い戻しも見られた。 ユーロポンドもしっかり。 対主要通貨でのドル安基調に支えられていたクロス円が軟調に推移する場面も あったが、NY午後に入ると下げは一服した。この日のNY市場では特に手掛かりも 無く、 円相場は米株価指数の振幅に合わせて上下していた様子もあった。 ただ、リスク回避的なムードは限定的。 ドル円は84.71辺りから84.26辺りまで下落した後、84円台中盤でもみ合い。 ユーロドルは4月21日以来となる1.3439辺りまで上昇した後、1.33台後半を中心に 小動きとなった。ポンドドルは方向感なく、1.5603-89水準で振幅。 ドルカナダは1.02台序盤から1.0352辺りまで上昇した後、1.03ちょうど前後に 落ち着いた。クロス円では、ユーロ円が113.51辺りまで上昇後、112.71辺りまで 調整したものの、終盤にかけては113円台序盤で推移した。 20日のNY市場では資源国通貨が買われたほか、ポンドが軟調に推移。
NY午後に入ると調整のドル買いも入ったが、全般的に各通貨とも方向感は限定的 。 円相場の値動きもはっきりしなかった。 ドルについては米株式市場の堅調推移を受けてリスク選好パターンのドル売りが 入った後、明日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて巻き戻しも入った。 ポンドはこの日発表された英マネーサプライM4などの英経済指標が弱かったこと が 引き続き重しとなった。 ダウ平均など米主要株価指数は約4ヶ月ぶりの高値をつけた。米国債市場では 長期ゾーンを中心に買いが入り、利回りが低下。2年債はほぼ変わらず。明日の FOMCで追加金融緩和の実施が表明されるとの見方は少ないものの、実施に向けた 地ならしが行われるとの見方が多い。 ◆ドル円はお馴染みの水準で小動き、ポンドは軟調 財務省・日銀による介入警戒感が残る中、ドル円は85.64-79辺りで小動き。 ユーロ円は111.68辺りまで軟化した後、112.26辺りへ戻し、終盤にかけては112円 ちょうど付近でもみ合い。ポンド円はポンドドルが下落した中、133.71辺りから 133.22辺りまで弱含み。 ユーロドルは1.3028-95水準で推移。下押す場面もあったが、米株式市場の堅調 推移もあって、下値が支えられた。取引終盤にかけては1.30台中盤で小動き。 ポンドドルは1.56台序盤から1.5536辺りまで軟化。ポンド売りに続き、ドル買い も 入ったことでじり安となった。ドルカナダは1.0340辺りから1.0260辺りまで ドル安・カナダ高推移。NY朝方には弱いカナダ卸売売上高を受けてカナダ売りも 入ったが、米株式市場の上昇を受けて次第に資源国通貨買いが強まった。 終盤にかけては1.02台後半を中心に推移。 17日のNY市場では、資源国通貨が売られた。NY原油先物の4日続落のほか、
特に手掛かりはなかったものの、資源国通貨はこのところ堅調に推移していたこ とも あり、ドルやユーロに対して売りが持ち込まれた。ロンドンフィックス通過後、 資源国通貨の下げは一巡。円や欧州通貨は小動きだった。この日発表された 米消費者物価指数と米ミシガン大学消費者信頼感指数は弱かったものの、 特に手掛かりとならず。 ドル円は85.63-72水準でもみ合い。ユーロ円は111.58辺りまで弱含む場面もあっ たが、 その後は112円ちょうど辺りで膠着感を強めた。ユーロドルは1.3018辺りまで軟化 後、 1.30台中盤で推移。ポンドドルは1.5610-76辺りで取引された。ドルカナダは NY朝方の1.02台前半から1.0349辺りまでドル高・カナダ安推移した後、ロンドン フィックス通過後は1.03ちょうどを挟んだ展開だった。
16日のNY市場は模様眺めが続いた。財務省・日銀がにらみをきかせていると
想定されるなか、ドル円、クロス円ともに値動きが制約された。円以外の 通貨の値動きもほとんどなかった。米上院銀行委員会の公聴会でガイトナー 米財務長官が証言したが、手掛かりにはならなかった。この日発表された 米経済指標も同様。 16日に発表された米生産者物価指数は市場予想並みの伸びだった。 米新規失業保険申請件数は45.0万件となり、市場予想をやや下回った。 米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は2ヶ月連続でマイナスとなったものの、 市場予想の範囲内だった。 ドル円は85.55-82辺り、ユーロ円は111.69-112.38辺りで推移。ポンド円は 133.28-134.25辺りでしっかり。ユーロドルは1.3048-1.3116水準、ポンドドルは 1.5572-1.5648水準で取引された。
10日のNY市場は、各通貨の動く方向性がまちまちだった。
NY株式市場は一時伸び悩む場面もあったが概ね堅調な動きが続いたことで、 リスク回避の動きは後退した。 ドル円は序盤に84円台を回復してからは84円台前半での揉み合いが続いた。 ユーロドルも1.27割れ水準から1.27台前半へと戻してからは静かな取引が続いた 。 ユーロ円も107円台前半から107円挟みへと小幅調整された程度の動きだった。 その他の通貨の方向性はまちまちで、週末に向けたポジション調整が中心だった 。 スイスフランはロンドンでの下落を戻す動き。 豪ドルは対円で78円近辺、対ドルで0.92台後半と高値水準を維持した。 カナダドルは逆にロンドンでの上げを消す軟調な動きだった。 ドルカナダは1.03台後半まで反発。 カーニー加中銀総裁の追加利上げへの慎重姿勢が嫌気された。 ポンドドルは引き続き売られた。 特にユーロ買い・ポンド売りの流れが顕著でユーロポンドは 0.82台前半から後半へと水準を上げた。 米経済指標は7月卸売在庫が前月比1.3%増と2年来の大幅増となり、 株式市場に好感された。 商品市況は、金が小安い一方、原油は大幅高だった。 原油は76ドル台半ばへ上昇、カナダから米国へのパイプラインに原油漏れが 発生したことが材料視されていた。 全般に方向感のハッキリしない相場展開となるなかで、カナダドルは高値水準を
維持した。 カナダ円は81円台前半、ドルカナダは1.03台前半での推移が続いた。 前日のカナダ中銀利上げ後のカナダ買いの反応の影響が残っている。 カナダ中銀の声明では今後の利上げについての慎重姿勢が表明されており、 追加利上げ見通しは後退している。 しかし、流れ始めた相場の動きはなかなか堰き止められないといった動きになっ ている。 フレアティ・カナダ財務相はバーゼルIIIなど金融規制に関連して、 カナダの銀行は依然として世界最強、とその健全性に自信を示していた。 8日のNY市場は、カナダドルが相場をけん引したカナダ中銀は政策金利を0.25%引き上げて1%と発表、カナダ買いが強まった。加えて8月のIvey購買部協会指数も65.9と予想55.5を大幅に上回る強い結果だった 。 ドルカナダは1.05手前から1.03台半ば、カナダ円は80円近辺から81円台乗せまで 上昇した。 市場には今回はカナダ中銀が利上げを見送るとの観測もあり、 カナダ売りポジションの巻き返しの面もあったようだ。 そのような動きの中で、米株式市場は堅調だった。 ロンドン市場でのポルトガル債入札が無難に消化されたことで、 前日までの欧州ソブリンリスクへの懸念が後退したことが好感された。 各主要通貨はカナダ高にけん引されながら買われた。 ユーロドルは1.27台後半、ユーロ円は107円台乗せへと上昇。 ポンドもロンドンフィキシング関連の取引観測で対ドルで1.55台乗せ、対円で130 円台乗せとなった。 ドル円も一時84円台に乗せる場面があった。全般にリスク回避色が後退する動き だった。 ただ、米10年債入札が好調になり長期債利回りの上昇が一服したあたりからは、 調整の動きもみられている。ユーロドルは1.27台前半、ポンドドルは1.54台後半 へと反落。 ドル円も83円台後半へと押し戻された。 ベージュブックは弱い内容だったが、大きな反応はみられなかった。 米地区連銀報告、景気減速の兆候が広がってきたNY市場後半はベージュブックが注目材料だった。今回はサンフランシスコ連銀の担当で、21日のFOMCへの参考資料となるもの。 ボストンとクリーブランドの2地区で前回より改善が見られる一方、 西部の5地区は緩慢な成長、その他5地区はまちまちか減速となっている。 全般に、以前に比べ景気減速の兆候が広がってきた、との判断になっている。 その他の点を列挙すると、 消費者は慎重で必需品以外の支出を抑制も全体では消費支出は増加、 製造業はいくつかの地区で成長が減速、企業設備投資計画にはほとんど変化がみ られない、 銀行の融資基準は概ね変化無し、住宅販売は奨励策終了後の下落から一段と減少 、 商業不動産への需要は依然として非常に弱い、などとなっており ポジティブに捉えられる点はほとんど見出せなかった。 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁は、 金融政策では労働市場のミスマッチの問題を解決することはできない、と講演で 指摘しており、 景気回復のペースは緩やかになると予想していた。
NY市場で発表された米経済指標は良好なものが目立った。
日本時間21時半に発表された新規失業保険申請件数は47.2万件と 市場予想47.5万件や前回の47.8万件(改定前47.3万件)を下回った。 さらに、日本時間23時に発表された7月中古住宅販売成約指数も 前月比+5.2%と予想-1.0%や前回-2.8%(改定前-2.6%)から大幅に改善してい る。 株式市場は序盤は売買が交錯したものの次第に底堅さを増していった。 米債も売られて利回りが上昇した。 ただ、為替市場の動きは比較的静かなものに留まった。 ドル円は84円台前半、ユーロドルは1.28台前半での取引が続いている。 ユーロ円も108円近辺での取引が続いた。 リスク選好で買われ易い豪ドルはさすがに堅調で、 豪ドル/ドルは0.9120レベル、豪ドル円は76.90レベルへと 高値を伸ばしているが、値幅は限定的だった。 早くも米雇用統計待ちの状況となったようだ。 31日のNY市場は、リスク回避ムードが支配的だった。
序盤からスイス買いが先行したほか、取引終盤にかけてはドル円が83円台へと 下落する場面もあった。 序盤は米経済指標が強弱まちまちだったことで方向性に欠ける取引が中心。 6月の米S&Pケースシラー住宅価格が前年比4.23%上昇と市場予想を上回る伸び だったことが好感された。一方、8月のシカゴPMIは56.7と前回62.3より大幅に落 ち込んだ。 8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は53.5と予想を上回る伸びだったも のの、 現況指数は雇用の悪化を背景に2月来の低水準に留まった。 米株は下げて始まったもののプラス・マイナスを行き交う神経質な動きだった。 そのような不安定な動きのなかでスイスフランが堅調だった。 ユーロスイスは1.2850レベルと最安値を更新した。 ドル円は84円台前半での神経質な取引から84円割れとなり、 終盤には83.83レベルへと下値を広げた。 ただ、米株動向に連動する形で84円台前半へと戻している。 クロス円も同様に振幅。ユーロ円はNY序盤に107円台後半まで買われたが、 取引終盤にかけては106円前半まで反落した。 ユーロドルは1.26台後半から1.27台前半での往来相場だった。 原油先物が軟調だったことなどで、資源国通貨には売り圧力がみられた。 カナダ円は78円台半ばまで下げる場面があった。 スイス買い・資源国通貨売りの傾向がみられ、株式市場の持ち直しも 為替市場ではリスク回避ムードが先行していた。 ◆FOMC議事録では国債購入に関する様々な意見が 8月10日に開催されたFOMC議事録が公表された。 経済情勢に関しては慎重な言い回しが目立った。 今年下期の経済成長は予想を下回る見込み、雇用市場は予想よりも悪いと認識、 米経済は予想された潜在能力を下回って推移、成長は短期的により緩やかになる 見込み。など。 唯一、多くのメンバーが住宅価格の低下は終わった公算、 との認識を示したことが回復の兆候だった。 今回の議事録で注目されたのが国債購入に関する議論だった。 多くのメンバーが償還金の再投資は長期国債で行なうことがより適切で償還金の 再投資で状況が変化すればMBSも妥当になりえる、との見方を示している。 ただ、複数のメンバーは、再投資の経済的な影響はきわめて小さい、 とその実効性に疑問を呈していた。 さらに、一部のメンバーは、投資家に不適切な合図となることを懸念している。 また、この措置が出口戦略を複雑化することで将来的には逆効果となりかねない 、 との意見もあった模様。
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私の投資法は主にシステムトレードです。いくつかのモデルからトレンドに合ったモデルを選択し運用していき
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