∴ ■FX用語集【ヘッジファンド】

ＦＸの中には、ヘッジファンドと呼ばれる投資方法があります。
危険で大きな取引をしていると言うイメージを持っている人もいるかもしれません。

一般のＦＸ取り扱い会社で売られている投資ファンドが公募であるのに対し、
ヘッジファンドは私募であるというのも、何となく不透明な印象を与えるのかもしれません。

さて、ヘッジとは「回避」といった意味を持っています。
つまり、ヘッジファンドとは、リスクを出来るだけ回避する方法を駆使した投資法です。

ヘッジファンドは、１９４０年代に富豪連中の中で始められた投資方法です。
彼らの資産を集めて預かったファンドは、市場の上昇・下降に関わらず、
利益を得るように運用します。

このヘッジファンドの額が膨大な為、ヘッジが動くとＦＸのレートが
変わると言われる事もあるのです。

また、このヘッジファンドで行われるのがＦＸ為替のみの投資という訳ではありません。
証券などでも運用されているのです。

∴ ■FX用語集【両建て取引】

ＦＸにおける両建て取引とは、１つのポジションに拘らず、
両方からポジションを建てて損害を抑え、利益を上げようという方法です。

ＦＸを開始する場合には、まず「米ドル（などの外貨）を購入しよう」
というところから入るもので、これは「片張り」と言われるものです。

しかし、両建て取引では、「米ドル（などの外貨）の売りも出そう」
という注文を同時に出すのです。

つまりＩＦＤではなく両方の注文を一緒に出すというものですね。

両方側から注文を入れる事により、一方的なＦＸレートのリスクを防ぐ、
つまりお互いをカバーし合うという方法なわけです。

しかし、この両建て取引はスワップ金利の面などで無駄であると考える
ＦＸ取り扱い会社もあり、取引していない場合もありますので調べておきましょう。

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∴ ■FX用語集【インカムゲイン】

ＦＸ取引で、キャピタルゲインと対に並べられるのが「インカムゲイン」です。
このインカムゲインは「金利差益」とも呼ばれています。

インカムゲインは、投資する事によって継続的に入る収入の事を指しています。

例えば、不動産を持っている場合はその家賃収入、
銀行預金がある場合はその利益収入という事になるわけです。

ＦＸ取引の場合であれば、スワップポイント
（スワップ金利による利益）による利益を指しています。

日本の金利が非常に低すぎる現在、インカムゲインは
非常に注目されているものでもあります。

ＦＸの証拠金取引の場合、元手に対してではなく、取引している外貨に対する
スワップポイントを得る事が出来るのも大きな魅力であります。

ＦＸを上手に運用する為には、キャピタルゲインとインカムゲインの
両方から取引を考えると良いと思います。

∴ ■FX用語集【キャピタルゲイン】

キャピタルゲインとは、ＦＸの最も基本的な儲け方法です。

安値の時に買って、高値で売る、あるいは高値で売って、安値で買い戻す。
というシステムです。ＦＸをするうえで、これほど理想的な事はありません。

例えば、１００円で米ドルを買い、１０５円で売る、又は、１０５円で売り、
１００円になったら買い戻すと言うのがキャピタルゲインなのです。

つまりキャピタルゲインとは「為替差益」の事ですね。

ＦＸに限らず、不動産売買、株式売買、ゴルフ会員権、先物取引でも、
キャピタルゲインによって儲けを出しているわけです。

キャピタルゲインは、値上がりする事（逆指値の場合、値下がりする事）によって
儲けが出ることを指しているわけです。

もし、損害が出た場合は、「キャピタルロス」という呼び方をします。

∴ ■FX用語集【スワップ金利】

スワップ金利とは、ＦＸ取引で生じる外貨の金利の差額の事です。

現在、日本は他の先進国と比較しても最低の金利しか支払われません。
幾ら大金を持っていても、全く増えないというのが現状です・・・

しかし、ＦＸを利用してこの低金利の円を高金利の通貨に交換すると、
そこからその国の金利が採用される様になるのです。

これが、「スワップ金利」というものです。

例えば、円からニュージーランドドルを購入すると、
０．１％位の金利から突然５％位の金利にかわります。

ＦＸのレバレッジを利用して、このスワップ金利だけで、
大きく利益を上げている方は相当おられます。

低金利の通貨は日本円の他、スイスフランなどです。

反対に高金利と言われているのはオーストラリアドル、
ニュージーランドドル、英国ポンドなどになります。

∴ ■FX用語集【レバレッジ】

レバレッジというのは耳慣れない言葉かもしれませんが、
これはＦＸ取引を魅力的にしている要素の１つです。

僅かな元手で、高額の金額を動かせるＦＸの仕組みは、
このレバレッジがあるから可能なわけです。

元手の何倍もの額を動かせる倍率のシステムが「レバレッジ」です。

レバレッジの設定は利用する会社によって千差万別です。
数倍の所から、数百倍までとかなり開きがあるので比較すると良いでしょう。

また、この倍率は自分で選ぶ事が出来るのが普通です。

レバレッジを大きく設定してＦＸの高額取引を行えば、
もちろん利益も大きくなりますが、しかし、損害も大きくなる可能性もあります。

また、レバレッジを使用する事なく、自分の自己資金のみを元手にして
トレードすることも出来ます。

慣れない人は、低い倍率または自己資金のみで始めるのも良いでしょう。

∴ ■FX用語集【デイトレード】

ＦＸって、変動が小さいから何ヶ月も待ち続けないと儲けられないと聞いたけど・・・

確かに外貨は、戦争やテロ、株の大暴落などの異常事態が起こらない限り、
一日で劇的に変化する事は少ないものです。

しかし、その小さな差を利用して、毎日儲けている方もいます。

１日のうち、最安値で購入し高くなったらすぐ様売りに出す、
この方法をデイトレードと言います。

人によっては、１日のうちに何度もこの売買を繰り返す方もいます。

ＦＸ外国為替証拠金取引では、自分の資金以上の投資が可能です。
その結果、少額の軍資金であっても１日で大きくする事が可能なのです。

デイトレードを行う為には、タイムリーな情報が必要になりますので、
それに対応した会社を選ぶ必要があります。

また、取り扱い手数料も比較しておきましょう。

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∴ ■FX用語集【トレイル注文】

ご自身の買いポジションに、購入金額より若干低い金額を設定して、
ロスを最小限に防ぐ方法をＦＸの用語で逆指値注文と言います。

しかし、時には購入額よりドンドン値を上げていくという場合もあります。

その際、最初に設定した逆指値に固執せず、値上がりの額によって
逆指値の額も上がっていくというフレキシブルな注文方法があります。

これを「トレイル注文」と呼びます。

例を挙げますと、１００円で購入したドルの逆指値注文が９９円だったとします。
その後、ドルは１０５円まで上昇しました。しかしすぐに９５円にまで下がりました。

こういった場合、トレイル注文を出しておくと、９９円で売買されず、
修正された逆指値、つまり１００円以上で決済される事になります。

しかし、トレイル注文には値の幅の設定の必要があります。
ここでの設定が悪いと効果はありませんので注意が必要です。

∴ ■FX用語集【ストリーミング注文】

ＦＸ外国為替証拠金取引の際の、成り行き注文とは、
その時に提示されているレートでトレードがなされるものです。

しかし、実際には、注文してから取引成立までの僅かな時間の間に
レートが変動してしまい、少し差のある売買になる事もあるわけです。

その僅かなギャップで大損したりする事もあり得るのです。
このギャップを無くす為に利用されているのが「ストリーミング注文」です。

ストリーミング注文の場合、クリックすると同時に決済がなされる仕組みです。
価格が分からない成り行きと違い、ハッキリ取引価格が認識出来る方法です。

尚、全てのＦＸ取り扱い会社が、ストリーミング注文を行っている訳ではありません。
ですので、口座開設時にはまず、注文方法の比較をする必要があるかと思います。

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資料を請求しても口座開設、実際の取引の義務は一切生じません。

∴ ■FX用語集【スリッページ】

ＦＸ外国為替証拠金取引で指値又は逆指値で注文を出したにも関わらず、
その額とは違う価格で取引されたのですが・・・

指値、逆指値で価格を指定したのに、その額ではない金額で取引が成立するという事があります。
これはＦＸ市場の値動きが盛んな日などに起こるものであります。

ＦＸ取引を扱っている会社によっても異なりますが、自分が注文を出す際に
参考にした価格が必ずしも、その時点のものとは限らない事があるのです。

若干の時間のズレが生じたりして、注文を入れた後に既にその金額を上回っていたり、
下回っていたりという事もあるのです。

この注文と実際のＦＸトレードの誤差を「スリッページ」と呼びます。
スリッページの出る割合は、利用会社の対応の素早さに比例しています。

つまり、スリッページが発生しにくい業者の方がトレンドを逃がさない事になりますので、
信頼率が高いという事になります。