∴ ■FX通貨について、各通貨の特徴とは？

ＦＸ口座を開設しても、一体どの通貨を選べばよいのか悩むところです。
ここでは、多くの会社で扱われているＦＸ通貨の簡単な説明をしておきます。

ＪＰＹ（日本円）：世界３大通貨の１つ。
国の輸出入によって変化が見られます。輸出が多いと円高に、輸入が多いと円安になります。

ＵＳＤ（米ドル）：世界３大通貨の１つであり、世界で最も通用する国際通貨です。
経済大国世界第１位だけあり、ＦＸにも大きな影響を与えます。

ＥＵＲ（ユーロ）：近年に誕生した新しい通貨で、世界３大通貨の１つです。
ヨーロッパ１２カ国で使用され、米ドルの低迷に応えてＦＸでは強さを見せています。

ＧＢＰ（英ポンド）：以前は絶大な信頼を持っていた通貨ですが、
現在はおとなしくなっています。他国に比べて一日の変動幅が大きいので、
外国為替の醍醐味を楽しみたい人に注目されています。

ＮＺＤ（ニュージーランドドル）：金利が高さが注目されている通貨です。

初めは、ＪＰＹ/ＵＳＤでの取引に慣れ、その後色々な通貨を組み合わせ、
取引を行なっていくことが良いかもしれません。

∴ ■FX通貨について、何故円安・円高は起きるのか？

ＦＸで外貨売買を開始する人の殆どが、日本円から諸外国の通貨を
購入する事になるかと思います。

ですので、ＦＸで大損しない為にも円安・円高を決定付ける円相場についての
知識を持っておく必要があると言えます。

それでは、なぜ円相場には円安・円高などの違い、波が生じるのでしょうか？

なぜ常に同じ換算レートではないのでしょうか？

通貨レートの仕組みは、需要と供給に比例しています。
すなわち、欲しい人が多ければ値段は上がり、少なければ安くなるのです。

例えば、海外旅行のハイシーズン開始の時には、一斉に日本円を外貨に
両替する人が増えるので円安の現象が起こります。

しかし、シーズンが終盤になり、皆が日本円に両替するようになると円高になります。

これなどは、非常に小さな影響ですが、国の状態、輸出入産業、
社会現象などによって、円の需要と供給は変動するのです。

ですので、ＦＸを扱うためには最新ニュースに敏感になっておく事も、
必要である場合があると言えるでしょう。

∴ ■FX通貨について、円安・円高とは？

ＦＸの取引を行った経験が無い人でも「円高」や「円安」という言葉は
耳にしたことがあるかと思います。

ところでこの円高、円安とは一体どういう意味なのか？

円高・円安を理解する為には、具体的にショッピングする事を考えれば、
分かりやすいと思います。

ＦＸ外国為替とは、外国の通貨を購入する行為です。

少し前までは、１ドルを１００円で購入する事が出来たのに、
今は１１０円出さないと１ドルが買えないという場合を考えてみましょう。

これは、米ドル購入に今までより高額な費用が掛かるようになったので
「円安、ドル高」の状態であるといえるわけです。

反対に、１ドルを９５円で買えるようになった場合は、
「円高、ドル安」という事になるわけです。

ＦＸを始める時点で、円高・円安のどちらが良いのかですが、
売りから入る事も可能なＦＸでは、どちらでも開始する事が出来るのです。